住まいづくり
地盤の状態を調べる
現在ではほとんどの会社が行っています。
試験方法はスウェーデン式サウンディング試験が多く使われています。
地盤と地層の構成と不動沈下の可能性を調べます。
地盤を補強する
軟弱な地盤に対しては、柱状地盤改良(ソイルセメント工法)又は
小口径鋼管圧入工法による補強を行います。
基礎形状を考える
現在、木造住宅で用いられている基礎形状には布基礎又は
べた基礎(逆スラブ+立ち上がり)が多く用いられています。
弊社では、主にべた基礎を用います。
立ち上がり基礎の幅は鉄筋のかぶりを考慮して150m/mが標準です。
床下の防湿・換気は?
湿気が床下にこもらないようにすることがシロアリや腐朽菌の繁殖予防になります。
床下の地盤からの水蒸気を防ぐため、防湿フィルム(厚0.15mm)を敷き込みます。
従来の床下換気には布基礎上端に開口部をつくっていたが現在ではネコ土台といって
基礎天端と土台の間にすき間を開ける方法が主流になっています。この方法ですと、建物全周にわたりほぼ均一に床下換気が確保されます。
弊社ではキソパッキング工法を使用しています。
土台・柱・筋違は?
土台は木造の最下部に位置し、上部の荷重や外力を基礎に伝達する重要な部材です。
腐朽しにくい桧又はヒバの120m/m角材を使用します。そして基礎~土台~柱・筋違いはアンカーボルトや補強金物によって強固に取り付けられます。
1階床を支える大引き・束は?
束には、腐らず、やせず、強度抜群で高さ調整のしやすい樹脂製のプラ束を使用します。
胴差・梁は?
2階の荷重を1階に伝える材は米松・杉を使用します。
そして補強金物によってより強固に取り付けられます。
開口部
開口部は外壁・屋根よりも熱を通しやすいと言われています。
ガラスの結露防止及び断熱効果を高める為、ペアガラス(複層ガラス)を使います。
断熱材の使用
充填断熱(内断熱)と外断熱。「次世代省エネルギー基準」を定め断熱性能基準の強化を図っていることにより、住宅雑誌などで盛んにり上げられ、専門家の間でも議論される問題です。
どちらの工法が優れているのか。どちらにも一長一短があり、施工がきちんとされていれば共に優れた工法です。
弊社では、充填断熱工法を採用しています。
充填断熱は壁体内に結露を生じると言われますが、万が一湿気が防湿層の継ぎ目から壁体内に入ってしまった場合の為に、通気層を設けて湿気を排出する仕組みをとっています。
しかも、施工場所である川崎市周辺は比較的温暖な地域であり、内部結露が原因と思われる腐食は木造在来工法では見たことありません。
シックハウスなどの問題を考えると、快適な住まいは、自然の空気が循環できるほうが、人間本来の健康に良い住まいだと思います。
(平成15年7月より24時間換気システムの設置が義務付けられました。)
環境に優しい住まい
昨今、住まいに関する国の政策に於いても環境への負荷を減らすという方向性が現れています。
「長く大切に住み継ぐこと」「生活の中で発生するCO2を抑えること」は私たちにとって欠かせないことになってきています。
弊社では、敷地条件等で制約を受けることがありますが、できるだけ太陽や風などの自然を利用するよう軒を深くして日差しを和らげたり風通しの工夫をして住まいつくりを考えて行きます。また、次世代省エネルギー基準にみあった断熱材を使用します。
施工場所のこだわり
工事現場は車で1時間以内のところ!!
建物完成後もお客様からの問い合わせに対して、対応がスムースにできることが何より重要です。
住まいは建ててしまったらおしまいではありません。
末永くお付き合いさせていただくことで、安心して暮らしていただける環境をご提供できるのが地元密着型工務店の強みです。
価格のこだわり
よく、『坪、いくらでできるのですか?』と尋ねられます。構造・予算・敷地条件・家族構成・ライフスタイル等、住まいを形づくる様々な要素は、皆さん違います。
それらをトータルにとらえ、お客様との打ち合わせによって形にして、夢をかなえていくことが私たち創る立場の使命だと思っております。
この打ち合わせがお客様との信頼関係や工事着工後のトラブルを防ぐ意味においてももっとも重要なところです。
坪単価というのは、工事費を建物の延べ面積で除した金額です。ところがこの金額は非常に漠然としていて、われわれプロでも非常にわかりにくい表現になっています。坪単価×坪数=建物総予算とはならないので、注意すべきです。
広告には隅の方に『屋外給排水工事などは含まれておりません』と書かれていることがあります。工事費がどの範囲まで含まれているのか?
標準仕様でよいのかどうか?
金額は住まいをつくる要素によって1軒1軒変わってきます。
弊社ではお客様が『総予算はこれくらいだけれども・・・』と言っていただければ、実現可能かどうかを含め提案をしやすいと考えています。
『住まいはお客様と共につくるもの』と考えています。